2011年05月19日
東北ボランティア 三日目
こんにちは。
千賀です。

ボランティア活動3日目。本日は、長文にさせて頂きます。
昨日に引き続き、本日も名取市の小塚原地区にて活動をさせて頂きました。

今日は、昨日よりも早くボランティアセンターに出向き、依頼内容を一番に調べ尽くしました。
そして、リーダー戸田部長が選んだお宅の内容は、『位牌の捜索とピアノの移動』ご希望のお宅。
戸田部長より『IGの威信にかけて、位牌の捜索をすること。』という檄の元、今回は、ボランティアリーダーをさせて頂きました。今回も男性のみ6人メンバーで、一度も手付かずのお宅にて、ハード作業。
現場に向かう途中、マイクロバスの運転手さんから、ボランティア先のご家族が被災されたみたいです。と、聞いて・・・。
『位牌を何が何でも探す。』というミッションが決定。
家の中いっぱいに流れ込んだ土砂の中から、4つの位牌の捜索を開始しました。

そんな中、戸田部長のところに佐藤常務から連絡があり、活動先の住所を教えて欲しいとの事で、同じ小塚原地区にみえる被災された常務のお母様も来てくださり、お礼の言葉と応援の言葉を頂きました。
がぜん、やる気を漲らせ、必死で活動していると、

(水分を吸って、重い畳を運ぶ姿の北山と浦山)
大型液晶TV、机、書類、

写真、

そして、ぬいぐるみ。

涙が、こぼれる寸前です。
そして、そして、ついに、位牌発見。続いて、二つ目も、そして、残りの位牌も続いて発見する事ができました。
ピアノ移動も無事終わり、常務のお母様の応援やみんなの頑張りの甲斐あって、予定時間より2時間早く、完了する事ができました。
他の会社メンバーから『今回で、2回目の参加ですけど、今日の作業は、手際が良くてやりやすかったです。』との言葉を頂き、頑張った甲斐がありました。

そして、何と言っても、依頼された奥様のすごく喜んだ顔が、忘れられません。
『ありがとうございます。本当に、ありがとうございます。』と・・・。

そんな中、空を見上げると、とても不思議な事に、晴天の空の下、そのお宅の上に、綺麗な綺麗な虹がかかっていました。

帰りのマイクロバスで、運転手さんから、
『先程の奥さん、実は、まだ、ご主人が不明のままなんです・・・。』
『お前は、先に行け。と、送り出され、そのまま・・・。』
返す言葉が、ありませんでした。
そして、ボランティアセンターに戻り、名取市で一番、被害の大きかった閖上(ゆりあげ)地区に、今後の準備も踏まえ、視察に行ってきました。
ところが、警察官、市役所職員が、道路封鎖の検問を行っていて、通行止め。
自衛隊や復興活動以外の方は、立ち入り禁止の様でした。

そんな中、戸田部長と市役所職員のやりとり。

市職員さん 『ここから先は、通行止めになります。こちらにお住まいの方ですか?』
戸田部長 『違います。私達は、静岡県浜松市よりボランティアで、こちらに来ました。防災士で、静岡県災害支援隊の理事をしながら、今まで、阪神大震災や新潟中越地震でも、ボランティアに参加してきたんですが、ダメなら出直します。』
市職員さん 『今回だけですよ。次から、通行許可証を市役所でもらってきてくださいね。』
『まっすぐです。』
ピピー。ピピー。と誘導してくれました。


そして、閖上(ゆりあげ)地区に入ると・・・、あまりの光景に、絶句・・・。

被災者の方へ、4人で、お線香を上げさせて頂きました。

明日、再度、ハードな現場に向かいます。
今、出来る事を少しづつ・・・。

今日の体験を通じ、強烈に、普通の環境で過ごせる事の幸せを感謝せずには、いられない一日でした。
千賀です。
ボランティア活動3日目。本日は、長文にさせて頂きます。
昨日に引き続き、本日も名取市の小塚原地区にて活動をさせて頂きました。
今日は、昨日よりも早くボランティアセンターに出向き、依頼内容を一番に調べ尽くしました。
そして、リーダー戸田部長が選んだお宅の内容は、『位牌の捜索とピアノの移動』ご希望のお宅。
戸田部長より『IGの威信にかけて、位牌の捜索をすること。』という檄の元、今回は、ボランティアリーダーをさせて頂きました。今回も男性のみ6人メンバーで、一度も手付かずのお宅にて、ハード作業。
現場に向かう途中、マイクロバスの運転手さんから、ボランティア先のご家族が被災されたみたいです。と、聞いて・・・。
『位牌を何が何でも探す。』というミッションが決定。
家の中いっぱいに流れ込んだ土砂の中から、4つの位牌の捜索を開始しました。
そんな中、戸田部長のところに佐藤常務から連絡があり、活動先の住所を教えて欲しいとの事で、同じ小塚原地区にみえる被災された常務のお母様も来てくださり、お礼の言葉と応援の言葉を頂きました。
がぜん、やる気を漲らせ、必死で活動していると、
(水分を吸って、重い畳を運ぶ姿の北山と浦山)
大型液晶TV、机、書類、
写真、
そして、ぬいぐるみ。
涙が、こぼれる寸前です。
そして、そして、ついに、位牌発見。続いて、二つ目も、そして、残りの位牌も続いて発見する事ができました。
ピアノ移動も無事終わり、常務のお母様の応援やみんなの頑張りの甲斐あって、予定時間より2時間早く、完了する事ができました。
他の会社メンバーから『今回で、2回目の参加ですけど、今日の作業は、手際が良くてやりやすかったです。』との言葉を頂き、頑張った甲斐がありました。
そして、何と言っても、依頼された奥様のすごく喜んだ顔が、忘れられません。
『ありがとうございます。本当に、ありがとうございます。』と・・・。
そんな中、空を見上げると、とても不思議な事に、晴天の空の下、そのお宅の上に、綺麗な綺麗な虹がかかっていました。
帰りのマイクロバスで、運転手さんから、
『先程の奥さん、実は、まだ、ご主人が不明のままなんです・・・。』
『お前は、先に行け。と、送り出され、そのまま・・・。』
返す言葉が、ありませんでした。
そして、ボランティアセンターに戻り、名取市で一番、被害の大きかった閖上(ゆりあげ)地区に、今後の準備も踏まえ、視察に行ってきました。
ところが、警察官、市役所職員が、道路封鎖の検問を行っていて、通行止め。
自衛隊や復興活動以外の方は、立ち入り禁止の様でした。
そんな中、戸田部長と市役所職員のやりとり。
市職員さん 『ここから先は、通行止めになります。こちらにお住まいの方ですか?』
戸田部長 『違います。私達は、静岡県浜松市よりボランティアで、こちらに来ました。防災士で、静岡県災害支援隊の理事をしながら、今まで、阪神大震災や新潟中越地震でも、ボランティアに参加してきたんですが、ダメなら出直します。』
市職員さん 『今回だけですよ。次から、通行許可証を市役所でもらってきてくださいね。』
『まっすぐです。』
ピピー。ピピー。と誘導してくれました。
そして、閖上(ゆりあげ)地区に入ると・・・、あまりの光景に、絶句・・・。
被災者の方へ、4人で、お線香を上げさせて頂きました。
明日、再度、ハードな現場に向かいます。
今、出来る事を少しづつ・・・。
今日の体験を通じ、強烈に、普通の環境で過ごせる事の幸せを感謝せずには、いられない一日でした。